ある老騎士の話
MMORPG「ベルアイル」での日々の記録
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空の青
かぼちゃ露店

火曜日深夜、露店放置から戻り、不在中のログを確認していたところ、カボチャタッピー出現のシャウトが飛び交う中に、色の違う文字が混じっていました。

ログ

サーバ障害で中断されていたラージャン砂漠奪回作戦が、この日急遽仕切り直され、その結果、砂漠からデモニカが一掃されたというのです。
何やら熱いものがこみあげてきます。
長い年月を経て、ついに砂漠に青空が戻ってきたのだと。
実はかつてこの作戦が決定された三国会議に、私も参加していたのです。

当時の私は、まだやっと湿地からファイェンに修行の場を移した程度の、騎士を目指す少年でした。
そしてまた、その頃使っていたのは何年も前の型のノートPCで、フリマの看板を表示しているとすぐに動きが遅くなったり、ちょっと魔法のエフェクトが激しいとエラーを起こしてしまったりという状態でした。
(身内ではそれを「酸欠を起こす」とか「気絶する」とか言っていました)
そのため、実力的にもPC環境的にも、公式イベントに参加するなどというのは夢のまた夢だと思っていたのですが、その日のイベントは街中で行われるためPCの負担も少ないだろうということで、お世話になっていた方にカルガレオンまで連れて行ってもらったのです。
結局、集まった人が予想以上に多かったためか、会議が始まって間もなくエラーで退場を余儀なくされたのですが、初めて公式イベントに参加できた喜び、歴史の節目に立ち会っているのだという高揚感は、今でもはっきりと覚えています。

その作戦の決行と勝利の報せです。
老年期にいたってついにその日を迎え、私の心は年甲斐もなく踊りました。
そして砂漠の青空を見に行こうと腰を上げたのであります。

砂漠の星

気が急いて時間も考えず瞬間移動したため、青空ではなく夜空でした。

回想

それでも、常に昼も夜もない、紫色の瘴気に包まれていた砂漠に、確かに夜が訪れているということ、それだけでも十分すぎるほど感動的な光景です。

惑星

そのまま夜が明けるまで、夜空を眺めておりました。

朝日

砂漠で迎える、初めての朝日。
しかし何故か、懐かしいような気もします。
今思えば、あの会議の日にこの光景を予感していたのかもしれません。
酸欠で意識が薄れゆく中、瞼の裏にははっきりとこの空の青が映っていたのですから。

ブルースクリーンエラーでした

PCが完全に沈黙するのは、これよりリアル一月半後のお話です。
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テーマ:新ベルアイル - ジャンル:オンラインゲーム

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