日曜日の結婚式の二次会で、マンティコア狩りに参加することになった孫。 我が家では初めてのマンティコアとの対戦です。 息子の代ではようやく天空メタルⅢを手に入れて、いよいよギルハンでマンティコアなどの強敵に挑戦か、という段になって身内のログイン率が激減したため、未だ戦う機会のなかった相手でした。 それがこんな形で対戦する機会に恵まれるとは。 しかも孫はまだ幼年期で全身鎧が着られないため、いつもの祝福スケイル主体の装備です。 天空メタルⅢの立場は一体。

一同準備を整えてボーダーの町の外で集合。 人数が多かったので2PTに分かれ、まずはアフラーム入口へ飛びます。 遺跡のすぐ近くのマンティコアは先客がいたということで、空いているやつを探して移動。 別PTの方が見つけたらしい、というので駆けつけると、全員集まる前にもう戦闘開始していました。

マンティコア…ナグーに乗った状態でなら何度も見たことがありましたが、いざそれとの交戦の様子を目の当たりにすると、何だか緊張してすぐには動けませんでした。 ナグーに乗ったままつい、ぼうぼう燃やされているマンティコアの姿を眺めることしばし、後から駆け付けた面々も飛び込んでいくのを見て、慌てて孫もナグーを降りました。 そして二次スキルを発動させていざ参戦、と思ったら、あっという間にマンティコア撃沈。 早すぎる。 いや、一緒にいる人たちが、坑道第三層攻略中の猛者たちだからなせる業なのだとは分かっていますが、それにしても何という早さでしょうか。 なんかもっと、満身創痍になりながら時間かけて倒して、勝った瞬間には感極まって雄叫びこくようなのを想像していたのですが… 我が家の初マンティコア狩りは、来た、見た、終わってた、という具合になりました。 …始めてすぐに大きいギルドに所属した人ならみんなこんなもんかのう…

しかしもちろん、そんな早さで倒せる猛者たちですから、たった一匹で終わるはずもなく、すぐさま二匹目との戦闘に突入。 今度は孫もちゃんと参加します。 頼れる壁役がいらっしゃる上、真言で攻撃停止も入ったりするので、安心して背後や側面からちくちく槍で突いておりました。 殴られる心配はないとはいえ、こちらの攻撃もなかなか当たらない。 身内だけで挑む時には、対ミミック戦と同じようなDEX上げ装備で臨まないときつそうです。
二匹目も程なく終了、その後はもうどんどん狩り続けるばかりです。 初めてのマンティコア戦がこんな連戦になるなんて思ってもみませんでしたよ。 初めは2PT同時に1匹相手にしていましたが、あまりにあっけないためか、そのうちそれぞれ別に狩るようになりました。 しかしその辺りから少しずつ、ひやりとする局面が出てくるように。
マンティコアは一番近くで攻撃している人を狙うのだそうですな。 この狩りの直後にまめぞーさんのブログを拝読したら、集団戦論の中で丁度例として挙げられていて、もっと早く知っておけば!と思いました。 道理で壁役の方がターゲットが維持できないといって苦労されていたはずですよ。 孫も何度か殴られました。 そこそこ頑丈にできているので死にはしませんでしたが、一撃で800以上HPを削られたのには冷や汗かきました(しかもそういう時に限って耐久上昇がきれている)。 防御やVITが低い人たちが狙われた時には死人も出ました。 最初があまりに楽勝だったので油断しそうでしたが、やはりマンティコアは恐い敵だということを再認識した次第であります。
余談ですが、新婦を倒した際には、マンティコアは花嫁のヴェールを盗んで行きました。 よりによって結婚式の二次会でそれを選ぶとは、なかなか心得ているではありませんか。 マンティコアを倒してそのヴェールを取り戻す。それだけでも一つの物語になりそうな展開だなあ、と密かに悦に入っておりましたよ。

しかしまあ、死人が出ても蘇生できる人もいるので、そうした細かな危険があっても壊滅にまでは至らないのがさすがです。 時には一匹相手にしていたらすぐそばにもう一匹湧いて、二匹同時に相手することになるような場面もありましたが、それにも難なく対応されていました。

そんな具合に1時間ほど狩りを続けたところでお開きに。 我が家は戦力的にはあまりお役に立てませんでしたが、歴戦の猛者たちの戦いぶりから色々と学ばせて頂きました。 御一緒させて下さってありがとうございました。
スポンサーサイト
テーマ:新ベルアイル - ジャンル:オンラインゲーム
|